正確には、ファイアを使うと赤い玉が、ブリザドを使うと青い玉が出ます。
これは自身のキャラが『アストラルファイア』『アンブラルブリザード』と呼ばれる属性になっている事を示します。
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アストラルファイア |
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アンブラルブリザード |
ファイアとブリザドの魔法の説明欄にも以下の様に記載されています。
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ファイア |
・ファイア
対象に火属性魔法攻撃。
威力:150
追加効果:自身にアンブラルブリザードが付与されている場合は、これを解除する/ 自身にアンブラルブリザードが付与されていない場合は、アストラルファイアを付与する
効果時間:10秒
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ブリザド |
・ブリザド
対象に氷属性魔法攻撃。
威力:150
追加効果:対象に40%ヘヴィを付与する/効果時間:20秒
追加効果:自身にアストラルファイアが付与されている場合は、これを解除する/ 自身にアストラルファイアが付与されていない場合は、アンブラルブリザードを付与する
効果時間:10秒
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さて、肝心の内容ですが、説明文だけ読んでもサッパリですね。。。
詳しく説明していきます。
ブリザド系の魔法を使うと自分の属性がアンブラルブリザードに傾き、ファイアを使うと自分の属性がアストラルファイアに傾いていきます。
傾いていくと書いたのは、属性にもレベルがあり、アンブラルブリザードレベル1やアストラルファイアレベル2などの属性も存在する為です。
アストラルファイアの状態では、ファイア系の魔法のダメージが増加します。ただし、消費MPがとても高くなります。
アンブラルブリザードの状態では、ダメージに変化はありませんが、MPの回復速度がとても早くなります。
ブリザドを使い続けていると特に変化を感じませんが、ファイアを連続で使っているとすぐにMPが尽きてしまうのに気づくと思います。
ファイアは連続で唱えると1回目より2回目の方が倍々に近いイメージで消費MPが高くなっていく為です。
つまり、ただ威力の高いファイアを連打するのではなく、ファイアでダメージを稼ぎつつMPの残量を確認し、MPが少なくなったらブリザドに切り替えMPを回復しながら安定したダメージを与えていく、という戦い方が必要になってきます。
ちなみに、例えば自身の属性がアストラルファイアレベル1だったとして、消費MPが尽きそうなのでブリザドを唱える。
そうするとアストラルファイアが解除されてノーマルの状態に戻る訳ですが、この状態ではまだMPが急速に回復するアンブラルブリザードの状態ではないですよね?
アストラルファイアレベル1→普通の状態→アンブラルブリザードレベル1(ここでMP急回復)
と変化していく訳なので。
アストラルファイアレベル1からアンブラルブリザードの状態にするには、計ブリザドを2回唱えないといけません。
その間、MPの回復速度は通常通りなので、MPに余裕が無いと枯渇して魔法を唱えられなくなってしまいます。
それではこのシステムの意味がないのですが、それを解決する便利な方法が用意されています。
呪術師レベル4で覚える『トランス』というアクションです。
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トランス |
トランスの効果は、消費MP0で
「自身にアストラルファイアまたはアンブラルブリザードが付与されている場合、逆の属性の1段階目の状態にする。」
というものです。
(消費0なのでMPを気にせず使えますが、再使用にはリキャストタイム=再度利用できるまでの待機時間 である12秒が必要です。)
つまり、アストラルファイアの状態時に使えば、自身の属性をアンブラルブリザードのレベル1の状態に変化させることが出来ます。
これにより、無駄な属性反転の為の魔法使用を控える事が出来るので、MP残量が少ない状態から一気にMP回復モードに転換する事が可能になります。
ブリザド2回分の消費MPがなくても、すぐにアストラルファイアからアンブラルブリザードの状態に移行する事が出来るという訳です。
便利ですねー、といいますか、ほぼ必須のアクションです。
呪術師や黒魔導士を使う場合は、この属性の流れを把握しておかないとすぐにMPが切れたり、いつまでも高ダメージを与える事が出来ないままになってしまいます。
ファイアもブリザドも、属性を反転するトランスも低レベルで覚える事が出来るので、しっかりと理解してこの流れを自然に使える様になった方が良さそうです。
序盤はブリザド連打でもなんとかなりますが、ファイアも交えた戦闘を序盤から覚えておいた方が後々の為になると思います。
ちなみに。。
ファイアやブリザドと並んでシリーズ中の3大魔法の1つであるサンダーですが、今作ではDOTダメージの魔法になっています。
DOTとは、Damage over Timeの略で、時間ごとにHPを減らすダメージを受ける状態の事です。
前作までで言うと、毒の状態異常と同じ効果と言えば馴染みがあると思います。
ファイアやブリザドでダメージを与えつつ、その間にサンダーを入れて相手に継続ダメージを与えていく…という流れが今作の黒魔法の特徴です。
サンダーに関しては、その特徴から序盤のザコ敵ではほぼ必要がありませんが、中盤以降の長時間戦う強敵や、パーティープレイでは有効になってきますので、こちらも序盤から練習をしておくと良いかもしれません。