レベル15以降は選択したクラスに係らず、すべてのプレイヤーが同じクエストを進めていく事になります。
ここからはソロでの活動に加え、オンラインならではのパーティーでの活動が増えて行きます。
FF14をプレイする以上、パーティーでの活動は必須です。
オンラインゲームに慣れていない人ははじめは戸惑う事もあるかもしれませんが、それは皆一緒です。
プレイしていくうちに自然と慣れていきますので頑張りましょう。
レベル15で始まる「サスタシャに挑む者」というメインクエストで、初めてダンジョン攻略をする事になります。
ダンジョンは今までのフィールドや街とは異なり、パーティー専門のフィールドとなっているのが特徴です。
ダンジョンに入るとパーティー以外のメンバーは一切登場せず、クリアするかギブアップをするまで外には出れず、外部からの支援などもありません。
…と、ここまで書くと難しいイメージになるかもしれませんが、初めのダンジョンである 「天然要害 サスタシャ浸食洞」はかなり難易度が低くなっていますので、パーティープレイの基本を理解していればはじめてでも問題ありません。安心してください。
パーティープレイの基本については公式でこんな動画が公開されています。
この動画を見れば基本的なクラスの役割は理解できると思います。
特に、自分のクラスがTANKなのか、DPSなのか、ヒーラーなのか?というのは必ず確認してください。
序盤のダンジョンは比較的難易度が低いですが、最低限各クラスの役割を理解する事は求められます。
盾役なのに逃げ回っていたり、回復役なのに攻撃しかしない、、等のプレイは控えましょう。
動画でも紹介されていましたが、初めての場合は「初めてですがよろしくお願いします」等とパーティーメンバーに伝えれば色々と教えてくれたり、サポートをしてくれると思います。
足手まといになるのでは…?と心配してしまうかもしれませんが、初めての人を歓迎する人は沢山いるんです。
…と書きましたが、
実は
初めての人が居る状態でダンジョンをクリアすると、経験値やお金が多く貰える
という特典があるのですw
つまり、ベテラン4人でダンジョンをクリアするよりも、ベテラン3人+初心者1人といった組み合わせの方がパーティーメンバー全員にとってお得なんです。
自分が初心者だからと言って迷惑をかけてしまうかもしれないとデメリットばかり浮かんでしまうかもしれませんが、ベテランプレイヤーにとっても初心者がいる事はプラスになります。
安心してダンジョンに飛び込んでみましょう!
念のため、動画だけでは不安だ…という方向けに簡単に各クラスの動き方をまとめました。
ダンジョンやボスによっても異なるのですが、慣れるまでは各クラスは基本的に以下の様に行動すれば大きく間違う事はないはずです。あくまで参考程度にご覧ください。
【敵視について】
まず、パーティープレイで学ぶべき項目に敵視(ヘイト)というものがあります。
敵視とは”敵が嫌っている味方を数値化したもの”です。
パーティーを組むと画面にパーティーメンバーのリストが表示されます。
※デフォルトだと画面左上にあります。
HPなどの情報の一番左側に、敵視メーターが表示されます
(戦闘中のみなので敵と戦っている時しか確認できませんが)
敵視は敵を攻撃したり、敵に近づいたり、敵のいやがる技を使うなどでそれぞれ上がっていきます。
このメータが一番高い味方を敵は攻撃してきます。
敵視についての詳細は攻略サイトにも情報がありますので、そちらで勉強して下さい。
■FF14初心者向けガイドライン/敵視について
敵視についての基本が分かったら、各クラスの動き方をみていきましょう。
【TANK(盾)】
先導して進む、敵を一番初めに攻撃して敵の攻撃を自分に向けさせる。他のパーティメンバーに敵視が流れない様にする。
基本的に敵が複数いる場合でも全部の敵の攻撃を自分が受ける様に行動します。
”敵を倒す”のはDPS(攻撃職)がやってくれます。
減った”体力を回復してくれる”のはヒーラー(回復職)がやってくれます。
TANKの役割はパーティーメンバーを守る事です。
【DPS(攻撃職)】
DPSには以下のルールがあります。
◎ダンジョンの道中=ボス以外の戦闘
・TANKより先に敵を攻撃してはいけません
・TANKが攻撃している敵を目標にして敵を殲滅します。
※後半のダンジョンや、状況によって異なる場合がありますが、序盤のダンジョンは基本的にこのルールを守っていれば大丈夫です。
TANKより先に敵を攻撃してはいけません。これは絶対です。
TANKより先に敵を攻撃すると、敵の攻撃が自分に向かってきてしまいます。
DPSはTANKよりも防御力が低いので、敵に集中して攻撃されるとすぐ死んでしまいます。
一人の時は敵の攻撃を受けながら敵を攻撃していたと思いますが、ダンジョンでのパーティープレイでは異なります。
DPSが敵の攻撃を受けながら倒す事は不可能だと思ってください。
敵の攻撃を受けるのはTANKがする事です。
戦況によって、敵の攻撃が自分に流れてしまう時があります。
戦闘中に新しい敵が現れたり、 TANKから敵がこぼれてしまう時などです。
そういった場合は状況にもよりますが、基本的に攻撃の手を控えてTANKが再び敵の攻撃を受ける状況になるまで待ちます。
あと一撃で敵を倒せる! といった場合は、そのまま攻撃を続けて倒し切ってしまう場合もありますが、基本的にはDPSはTANKより敵視を稼いではいけません。
ただ攻撃をずっと連打するのではなく、攻撃中に敵の敵視を計算し、盾に敵の攻撃を集まる様に攻撃を控えたり、時に休んだりする事も必要です。
◎ボス戦では、更に以下のルールが追加されます。
・ ボスとザコが同時に出現している時は、ザコを優先して倒します。
ダンジョンの途中には中ボスが数体、ダンジョンの奥には大ボスが居ます。
これらのボス戦ではボスの他に、いわゆるザコ(取り巻き/部下)が出て来る場合が多いです。
最初はボス一体のみでも、途中で部下を呼ぶパターンもありますので注意してください。
ボス+ザコが複数体同時に出現している時に、ザコをそのままにしていると敵の攻撃力が数倍に膨れ上がります。
歴史上の軍師なんかはよく「敵の頭(ボス)を先に取れ」なんていう戦術を取る場合がありますが、FF14ではそれは全く通用しません。
なぜか、、、それは”ボスのHPが尋常じゃない程高い”からです。
ザコのHPを100としたら、ボスのHPは10000000…という場合が殆どです。
先にボスを叩くという戦術が通用しないのです。
その割に、ザコの攻撃力はボスに引けを取らないくらい高め。
つまりザコは叩けばすぐに倒す事が出来ますが、ボスは一気に倒す事が出来ません。
と、長くなってしまいましたがまとめるとザコ>ボスの優先順位でTANKより敵視を取らずに叩けっ! という事です。
【ヒーラー(回復職)】
ヒーラーは回復職です。
HPの減った仲間を回復したり、敵の攻撃から身を守るバリアをはったり、死んだ仲間を蘇生させたりする役割です。
ヒーラーで特に注意する事は「自分が死なない」事です。
敵の攻撃で死にそうになった時に、 仲間を先に回復したくなりますがまずは自分の体制を整える事が大事です。
また、いくら味方がピンチになったとはいえ敵の攻撃範囲に自分から突っ込んでまで回復する等の行為は(ヒーラーならどうしてもしたくなりますが)してはいけません。
敵の攻撃が届かない範囲まで離れる、自分のHPを回復する等、自分の安全を確保してから味方の回復をするように心がけましょう。
なぜなら、ヒーラーが死ぬという事はそのパーティーの全滅を意味するからです。
最悪、味方が死んでしまっても自分が生きていれば蘇生魔法で復帰させる事が出来ます。
優先順位を付けるとすれば、
ヒーラー(自分)>TANK(盾)>DPS(攻撃)の順で回復をしましょう。
他にも気を付ける点があります。
それはヒーラーの回復行動でも敵の敵視は上がる、という事です。
仲間を回復する行為は敵に直接魔法をかける訳ではないので、敵視と関係ない様に思ってしまいますが、敵からするとせっかく攻撃した分を回復されてしまうのですからイヤな訳です。
適度に回復する分には敵視が一番になるという事はないですが、味方のHPが満タンなのに回復魔法を連打したりしていると、敵視の数値が上がりヒーラーにも攻撃が来てしまいます。
特に、全体回復の魔法は強力ですがその分敵視が上がりやすいです。
たとえばTANK一人しかダメージを受けていない状態なのにも関わらず全体回復魔法を使うといった行為は無駄に敵視をかせぐ事になります。
単体回復でよい場面は単体回復魔法を使い、敵の全体攻撃をくらった時などパーティー全員の回復が必要な場合に合わせて全体回復魔法を使うなどの工夫が必要です。
また、ヒーラーにも威力は弱めですが攻撃手段があります。
ボス戦では回復に忙しくなかなか攻撃をするチャンスもありませんが、ダンジョン道中は比較的回復に余裕があります。
パーティープレイに慣れたら積極的に攻撃に参加すると良いと思います。
※ただ、あくまで回復がメインの仕事です。攻撃している間に味方が倒されてしまう事の無いようにしましょう。 慣れるまでは回復だけしていても全く問題ありません。
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【パーティーの組み方】
さて、パーティープレイの基本を学んだところで、次に考えないとならないのはパーティーってどうやって組むの? 一体誰と? 知り合い居ないけどどうすれば? という事だと思います。
一昔前までのオンラインゲームでは、街で「誰かパーティー組みませんか?」と声をかけあったり、友達に手伝ってもらったり…と初心者には少々ハードルが高い作業する必要がありました。
が、FF14にはコンテンツファインダー(通称CF)という便利な機能があります。
CFは全プレイヤーの中から同じ目的の仲間を探して自動でパーティーを組んでくれる機能です。
更に、自動でパーティーを組んだ後にメンバー全員をダンジョンまで移動してくれるという凄い機能も付いてます。
ダンジョンの前で待つ必要もないですし、パーティーが見つかるまで他のクエストを進めるたり、ただ待つなりする事も可能です。
いやーほんと便利。。。
サスタシャ浸食洞に行ける様になると自動でCFが使える様になります。
メニューから「コンテンツファインダー」を選び、行きたいダンジョンにチェックを入れて参加すればあとは待つだけです。
これも公式で動画で案内されています。
はじめてCFを使うときはドキドキしたものですが、今では何も考えずにその日の気分で参加出来る様になりました。(←少しは考えろと言われそうですが(^^;)
CFは今後もっとも使う事になると言っても過言ではないFF14の基本機能です。
使い方は簡単なので、どんどん使って行きましょう。
さて、肝心の「天然要害 サスタシャ浸食洞」の攻略は別記事でまとめます。